inamaのブログ

細密鉛筆画を描いてます。

ピーマン

私は、最初鉛筆画など所詮色のついた絵には、かなわない見劣りしてしまうと思っていました。ところが数年前、韓国のpaullungという人の猫の絵を見たとき、あまりのリアルさに衝撃を受けました。まるで写真のような猫画、まるで生きているようでした。鉛筆画を極めるとこんな凄い絵が描けるんだ。私は鉛筆画の限りない可能性を、感じました。それから数年、私は無我夢中で鉛筆画を描きました。しかしある程度描いてみると、やっぱり鉛筆画は、色のついた絵と比べると見劣りするなというのが、今の正直な気持ちです。黒しか出せない鉛筆画では、色とりどりの花の絵や、色鮮やかなフルーツなど、とても描けません。描いたとしてもモデルの良さを全く引き出す事が出来ない。それだから鉛筆画で静物画を描こうとすると、どうしても地味な物を選ばなければいけなくなってしまいます。そういう意味で選んだのがピーマンです。A4サイズの画用紙に描きました。

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